「Lineage Epoch Edition」というソロジャーナルゲームの続きです。
このゲームは、歴史家となって王家の家系図を書くソロジャーナルです。
プレイログをお読みいただく前に、以下の点についてご了承ください。
・英語で書かれているため、DeepL翻訳を使いながらプレイしています。誤訳や表記ゆれなどがある場合があります。
・一部Lineage Epoch Editionにはない要素が含まれています(年齢や統治期間など)。こちらはchatGPTを参考にtakaponが勝手に設定させていただきました。
・前回のプレイログの続きになります。前回はこちらをご覧ください。
4.建設者クララ(Clara the Builder)
アルドレイア歴65年、穏やかなる女王エレナの呪われた死の混乱を収めるべく、速やかに4代目の王の即位式が行われた。
戴冠したのは穏やかなる女王エレナの次女であるクララ。
即位時、わずか彼女は14歳。母と姉の無念を引き継ぎ、1年の摂政期間を得て、クララ女王の物語が始まる。
・称号:44/建設者
クララ女王は後に「建設者」と呼ばれるようになった。
そう呼ばれるほど、彼女は内政と開発に尽力した女王だった。
クララ女王が何よりも優先したのは国民に家、仕事場を与え、道路を走らせ、富ませることであった。
彼女の指示のもと、アルドレイア王国では多くの建築物が立てられ、集中的なインフラ整備が行われることとなった。
この時代は貧しい者も慎ましやかながら家と仕事を手にし、かつての何倍もの馬車や人力車が道路を走る光景が見られた。
また、国民の繁栄を願ったクララ女王は、ただ単純に巨大構造物が好きだった一面もある。
クララ女王は王城の修理や改築にも積極的で、大工たちが自らの王城を偉大にしていく姿を視察することを楽しみにしていたという。
さらにクララ女王は自ら設計図を引いた建物を造らせようとしたり、大工たちに混ざって自らレンガを積もうとしたりして、家臣に止められたという逸話が残っている。
・配偶者:14/宮廷人
クララ女王は18歳の時に結婚した。
相手はレオナルドという男で、王家に使える宮廷人だった。
王族との結婚となると、身分的にはかなり不相応な婚姻といえる。
だが、クララ女王は「レオナルドは私を最も手助けしてくれる男性である」として周囲の反対や疑惑を振り切って結婚した。
レオナルドはクララ女王が次々と提案する建設計画には賛成的で、計画に対する細やかな手配を積極的に行って貢献したとされている。
・後継者:1人(5人誕生、4人死亡)
クララ女王とレオナルドの間には5人の子が誕生した。
しかし、子供たちの多くは病に倒れたり、違う道を歩んで王位を放棄した。
クララ女王が崩御したとき、王位継承権を持っていたのはただ1人、マクシミリアンという息子だけだった。
・歴史的な出来事:2つ 黄金時代の持続期間:6→4
アルドレイア王国の黄金期はまだまだ続く。
クララ女王が在位中、アルドレイア王国では、主に2つの大きな出来事があった。
・1つ目の出来事.23:哲学者たちが農民に教育を施す
クララ女王が在位中、アルドレイア王国の知識人たちはこれからの時代、農民や貧しい子供にも教区が必要であると提案した。
クララ女王はこの提案を聞いて、各地に多くの学校を建設させることを決定した。
一部の家臣からは、農民や貧しい者に教育は不要と反対したが、クララ女王は建設計画を強行した。
その結果、都市から遠く離れた農村部にも初等教育を行う学校が開設した。
だが、建築費として追加の税金を徴収したため、学ばせるべき農民たちから歓迎されず、開設当時はなかなか生徒は集まらなかったようだ。
それでも、世代を経てこれらの学校はアルドレイア国民の識字率の上昇に大きく貢献することになる。
・2つ目の出来事.25:将軍に権力を握らせるべきか?
クララ女王の時代、アルドレイア王国軍の権力はかなり低下していた。
歴代の女王が戦争を可能な限り回避したことで、軍はお荷物のような存在となり果てており、幾度も軍縮が行われてきた。
このままでは国防が脅かされ、自らの立場も危うくなると案じた将軍たちはクララ女王に軍の権力を強化し、より効率的に軍を動かせるように提案した。
だが、クララ女王はこの提案にはとても消極的だった。
母が、軍人の男に振り回され、国を傾かせた幼少期を思い出したからだろうか。あるいは軍事に興味がなかっただけなのかもしれない。
クララ女王は軍の権力を上昇させることはなく、将軍からの要求はほとんど無視された。
こうして、クララ女王の時代も軍の権力はさらに低下することになる。
・死因:26/長引く病気によって
ある日、クララ女王は風邪を引いてしまった。
医者は安静にするよう進言したが、クララ女王はそれを拒んで風邪を引いたまま公務を続けた。
最初は軽い風邪で済んでいたものの、無理をしたことで病状はだんだんと悪化。
クララ女王はやむなく安静に努めざるを得なくなってしまったころにはすでに手遅れであった。
医者の治療もむなしく、クララ女王は風邪から来る合併症を発症。
回復することなく息を引き取った。40歳であった。
生涯を国の内政と開発に尽くしたクララ女王。
彼女の治世にアルドレイア王国は大きく発展したが、一方で出費を賄うために国民に重税を課し、国防や外交は疎かにしていたことも事実である。
後世の建設者クララ女王としての評価は必ずしも良い声ばかりではない。
クララ女王の死後、アルドレイア王国は4代、66年ぶりに男王が誕生することになった。
クララ女王の子で唯一、継承権を持つマクシミリアンが、王位を継ぐこととなった。
「自ら建てた家の中より安心できる居場所はないわ」
Clara the Builder(アルドレイア歴65~91年)
コメント
続き待ってました!!アルドレイアの女王はみんな無理をしすぎなんだよお…
「建設」というものに関わり続けたクララ女王の本心というか、本来ごく穏やかな人柄なのに運命に振り回され続けた結果非業の死を遂げたお姉様の件もあったし、心から「安心」が欲しかったんだな…と思うとしんみりしたきもちになりますね。
コメントありがとうございます。超がつくほど内政屋だったクララ女王ですが、そうなった理由は姉の死も関係してたのかもしれません……
このプレイログはオレシカバ王国記をリスペクトして作っています。明らかに滅んだと判断するイベントまで続けますので、読み続けていただければ幸いです!