◆作品に関する情報(はじめにお読みください)
・これはどんなゲーム?
時は大正33年。あなた/キャラクターはカフェで働く給仕(女給、ボーイなど)となって、料理を出したり、お客さんと交流したりして、その記録をつけましょう。お客さんが喜んでくれたら、チップがもらえます。チップを貯めたら、あなたの欲しいものが買えるかもしれません。 ・ジャーナリング(プレイの記録)方法について
本作を遊ぶ中で、あなた(プレイヤー)の想像を書き記すタイミングがあります。ルール説明にて「自由に書いてください」「書きましょう」などと書いている箇所です。 その際、記録の形式はどのようなものでもかまいません。箇条書きでもよいですし、あなた/キャラクターの視点で文章を書くのもよいでしょう。イラストや漫画を描く、写真を撮る、コラージュする、などでも結構です。あなた(プレイヤー)が表現したい方法で記録してください。 もし形式に迷ったら、まずはあなた/キャラクターの視点で書く日誌形式で書いてみましょう。それから自分に合ったスタイルを見つけていってください。 ・注意事項など
プレイヤーは本作を遊ぶ様子やプレイログを公開することができます。 公開の際、本作のタイトルを必ず記載してください。 可能であれば、TALTOの作品ページのURLも掲載していただけますとありがたいです。 SNSにプレイログ等を掲載する場合、任意でハッシュタグ「#大正喫茶千客万来」をつけていただけますと嬉しいです。 プレイログや配信にて、本作の一部を引用することは可能です。 ただし、本作の転載、二次配布、自作発言を禁止します。 本作は史実、実在の人物や団体とはいっさい関係ありません。
・必要なもの
サイコロ(6面ダイス)3個
記録ができるもの
※サイコロは実物を用いるほか、デジタルツールを利用してもOKです。
※記録は、手帳やノートと筆記用具を使ってもかまいませんし、デジタルデバイスのメモ帳機能などでもよいでしょう。
基本ルール
【0.あなたはどなた?】
喫茶店で働くあなた/キャラクターについて、以下3つの情報を決めましょう。
・あなた/キャラクターの名前
・働いている喫茶店の名前 ・欲しいもの
・必要チップ数
■「欲しいもの」と「必要チップ数」の決め方
・欲しいもの
あなた/キャラクターが欲しいものを決めましょう。お金で買えるものにしてください。
例)流行の化粧品、新しい万年筆、お洒落なネクタイ
・必要チップ数
「欲しいもの」を買うために必要なチップの数を決めましょう。あなたが「欲しいもの」に対して抱く値段の印象に応じて、以下の一覧から選んでください。
必要チップ数一覧
3枚:少し頑張れば買えるもの
5枚:頑張れば買えるもの
7枚:高価なもの
10枚:非常に高価なもの
Tips!
史実の大正時代の喫茶店では、チップは日本の通貨(○円など)が用いられていましたが、本作では直感的に遊べるよう「○枚」としています。
【1.お客様がいらっしゃいました。】
お客様をお席にご案内しましょう。
あなたが担当するお客様はどのような方ですか? サイコロを1つ振って、お客様の職業を決めましょう。性別や年齢は自由に決めてください。
お客様職業表
1.高等遊民(労働していないお金持ち)
2.記者(新聞記者、雑誌のライターなど)
3.事務員(会社員、公務員など)
4.文士(小説家、詩人、俳人など)
5.学生(大学生、女学生、書生など)
6.自由選択※
※1~5から選択してもよいですし、それ以外の職業を自由に作成してもかまいません。
決定したら、あなたから見たお客様の様子を自由に書いてください。 ご案内時の会話や席の位置など、他にも書きたいことがあれば書いてください。
【2.注文を取ります。】
お客様は何を注文されましたか? サイコロを振って、お客様のオーダー内容を決めましょう。 料理の種類の選択 サイコロを1つ振りましょう。出た目に応じて、参照する表を決めてください。
出た目が奇数→食事表
出た目が偶数→飲み物・甘味表
サイコロをもう1つ振り、注文内容を決めましょう。
食事表
1.ライスカレー(カレーライス)
2.オムレツ
3.ビーフカツレツ
4.コロッケ
5.ハンバーグ
6.自由選択※
※1~5から選択してもよいですし、それ以外の料理を自由に作成してもかまいません。
飲み物・甘味表
1.コーヒー
2.紅茶
3.ソーダ水
4.ハットケーキ(ホットケーキ)
5.アイスクリン(アイスクリーム)
6.自由選択※
※1~5から選択してもよいですし、それ以外の料理を自由に作成してもかまいません。
Tips!
メインの料理を変えなければ、多少のアレンジをしてもかまいません。トッピングや付け合わせなどをつけてもいいでしょう。
例)ライスカレー→カツカレー(カツレツをトッピング)、コーヒー+クッキーの付け合わせ
Tips!
本作の時代設定は大正33年、つまり「架空の」大正時代です。そのため「史実の大正時代には存在していなかった」メニューもあるかもしれません。史実の昭和以降に生まれた料理を「ハイカラ」なものとして登場させるのもよいでしょう。自由に考えてください。
決定したら、オーダー内容をメモしましょう。
注文時のお客様とのやり取りを書いてもかまいません。
【3.料理・飲み物をお出しします。】
料理の様子、お客様がそれを見た時の反応や食べた様子を書いてみましょう。 調理の工程や配膳時に考えたことなど、他にも書きたいことがあれば書いてください。
【4.お客様とお話しましょう。】
お客様はあなたに何か話したいことがあるようです。話を聞いてみましょう。
サイコロを振って、会話の内容を決めてください。
まず、サイコロを1つ振って、話題を決めます。
話題表
1.仕事・学校生活
2.愛情※
※恋愛のほか、家族愛など広く解釈していただいて結構です。
3.娯楽
4.食べ物
5.友達
6.自由選択※
※1~5から選択してもよいですし、それ以外の話題を自由に作成してもかまいません。
続いて、サイコロをもう1つ振って、話題に対するお客様の気持ちを決めます。
お客様の気持ち表
1.楽しかった
2.悲しかった
3.怒った
4.苦しかった
5.嬉しかった
6.自由選択※
※1~5から選択してもよいですし、それ以外の気持ちを自由に作成してもかまいません。
話題とお客様の気持ちが決まったら、あなたがお客様とどんなお話をしたか、書きましょう。
【5.お客様がお帰りになります。】
お代をいただいて、お客様をお見送りしましょう。 お客様の期待を上回る接客ができたなら、チップをいただけます。さて今回は……
☆チップの判定
サイコロを3つ振りましょう。役に応じてチップがもらえます。
同じ目が2つ→チップ1枚
※例)[1・1・4]、[4・4・2]、[5・5・6] など
全て同じ目(1、2、3)→チップ2枚
※出た目が[1・1・1]、[2・2・2]、[3・3・3]のいずれかを指します。
全て同じ目(4、5、6)→チップ3枚
※[4・4・4]、[5・5・5]、[6・6・6]のいずれかを指します。
出た目が[1・2・3]→チップ4枚
出た目が[4・5・6]→チップ5枚
上記の役が無い:チップ無し
お見送りの際、お客様とどのような言葉を交わしましたか? その様子を書いてみましょう。
チップがもらえた場合、お客様から何か感謝の言葉があるかもしれませんね。
【6.おつかれさまでした。】
現在獲得しているチップの枚数をチェックしましょう。
【0.あなたはどなた?】で決定した「欲しいもの」を買うために必要なチップの数に到達しましたか?
・チップの枚数が目標に到達した
→「欲しいもの」を買いましょう! また、購入したものについて自由に書いてみましょう。以下に例を挙げます。
例)・どんな品物を買ったか。品物の様子。
・それを手に入れてどんな気持ちになったか。
・それを手に入れてから、どんな行動をとったか。
・チップの枚数が目標に到達していない
→まだ「欲しいもの」を買うことはできません。引き続き頑張ってください!
◆2回目以降のプレイについて
プレイヤーは2回目以降のプレイにおいて、【0.あなたはどなた?】で決定したデータを継続して使用することが可能です。その場合、ルールの【1.お客様がいらっしゃいました。】からプレイを開始してください。
もちろん、新たにデータを作成して遊ぶことも可能です。
超簡易ルール
お客様が来店し、食事や飲み物を注文するだけのルールです。
基本ルールの以下の項目のみ使用してください。
【0.あなたはどなた?】
※2回目以降、継続してのプレイ時は実施しなくてもOK
※「欲しいもの」と「必要チップ数」を決めなくてもOK
【1.お客様がいらっしゃいました。】
【2.注文を取ります。】
【3.料理・飲み物をお出しします。】
簡易ルール
チップの判定を行なわないルールです。 基本ルールの以下の項目のみ使用してください。
【0.あなたはどなた?】
※2回目以降、継続してのプレイ時は実施しなくてもOK
※「欲しいもの」と「必要チップ数」を決めなくてもOK
【1.お客様がいらっしゃいました。】
【2.注文を取ります。】
【3.料理・飲み物をお出しします。】
【4.お客様とお話しましょう。】
Info
TALTO版にはサンプルプレイログがあります。
https://talto.cc/projects/vPWGBEZC1kjBR-DJ24hc1
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