ソロジャーナル「白い部屋」
◆使う道具
・6面ダイス1個
・短文を書き綴れる道具類
■開幕
目が覚めれば白い部屋にいる。
壁も、床も、天井も。すべては白く、非現実的だ。
あなたは白い服装で、手には中も外も白いノートと筆記用具を1本持っていた。
どうしてここにいるんだ? どうやったら帰れるんだ?
記憶を手繰り、この白い部屋を調べることになるだろう。
●記憶
これが思い出せればこの場所にいる理由が分かるかもしれない。
ダイスを振り表を参照して決定する。
1.……ダメだ。思い出せない。
2.そうだ!見知らぬ存在に声を掛けられたはずだ。
3.いつも通りの生活を送っていたはずだ。
4.特に何事もなく休んだはずだ。
5.ホラー系のゲームを遊んでいたような?
6.……思い出さない方が幸せでいられる気がする。
●この部屋について
何もないように見えるが調べれば何か分かるかもしれない。
ダイスを振り表を参照して決定する。
1.手が届かず調べられない箇所以外には何もなかった。
2.扉があった。だが何をしても開く様子がない。
3.封筒だ。部屋の中央、床に落ちていた。
4.壁に同化するように冷蔵庫がある。塩と砂糖をはじめとした白い物限定だが飲食物が確保できた。
5.本だ。部屋の中央、床に落ちていた。
6.骨だ。何の骨だかわからないが部屋の隅に同化するように落ちていた。
●調べた結果
あなたが見つけたものをより調べたり、あるいはもっと何かあるはずだ!と更に調べてみることにした。
ダイスを振り表を参照して決定する。
1.それ以上メッセージの類は見つからなかった。
2.見つけたものや部屋をよく見ればこう書かれている。「ここから出てどうするの?」「本当に鍵を開けて良いの?」
3.見つけたものや部屋をよく見ればこう書かれている。「最後に手紙を書いたのはいつ?」「なんでそれを書いたか覚えてる?」
4.見つけたものや部屋をよく見ればこう書かれている。「食べなけれ死んでしまう」「でも、食べれば生きていけるとは限らない」
5.見つけたものや部屋をよく見ればこう書かれている。「求むは窮地を脱する知恵か、それとも窮地を残す記録か」
6.声が聞こえた。だが何と言っているかわからない。
●白昼夢
もうこれ以上この部屋には何もないと実感した所で唐突に脳裏に映像が流れる。これはいったいなんだ?
ダイスを振り表を参照して決定する。
1.真っ白だった。それを見て何を連想する?
2.黄色だった。それを見て何を連想する?
3.赤色だった。それを見て何を連想する?
4.緑色だった。それを見て何を連想する?
5.青色だった。それを見て何を連想する?
6.真っ黒だった。それを見て何を連想する?
●思い出
疲れた体が悲鳴を上げる。同時にひとつだけ思い出す、ここに来る前にどんな感情を抱いていたか。
ダイスを振り表を参照して決定する。
1.感情などない。うまれてこの方感じた覚えはない。
2.喜び。それは過去一番に強いものだった。
3.怒り。それは過去一番に強いものだった。
4.哀しみ。それは過去一番に強いものだった。
5.楽しさ。それは過去一番に強いものだった。
6.感情などない。仮にあったとして表に出す意味を見出せない。
■終幕
帰り道は今だに分からない。
けれどうっすらと「あなた」という存在は見えてきた。
どうしてここにいるんだ? どうやったら帰れるんだ?
その答えは「あなた」の中にあると確信するだろう。
ここでこれまでの内容を元にして「あなた」が何であるか推測して記述する。「あなた」が何であるか思い出した所でプレイログは終了する。
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