*はじめに
本作は「ソロジャーナルRPG」です。ダイスなどで物語の要素をランダムに決定し、それらを使ってアナタだけの物語を想像して書き記す1人用のTRPGとなっております。
ランダムに結果が紡がれる性質から、物語の要素は遊ぶたびにランダムに変化します。繰り返し何度遊んでも構いません。ネタバレの要素もございません。プレイしたログはどうぞご自由に公開いただければと思います。
本作は「呪物管理責任者になって報告書を作成する」というテーマのソロジャーナルです。もっと簡易的に説明をすると「呪物を報告書形式で作り上げるソロジャーナルRPG」です。
さあ、一体アナタはどのような呪物を管理することになるのでしょうか?
作者:小人白夜
※同作品をpixivにも公開しています。
*開幕
…席に着きましたね。それでは事前にご説明を致しました通り、記憶改変の事象を回避する為アナタの立場について改めてプレイログに記録を残させていただきます。
アナタは呪物を管理・処理・運用する組織に所属する呪物管理責任者です。
アナタが此度管理することになった呪物に関する特徴をまとめ、上層部に報告する義務があります。
アナタは手元にあるパソコン、または紙とペンを使って直ちに報告書を作成してください。
用意する物
①10面ダイス
②記録をする物
*今回の呪物は何か?
アナタが管理することになったモノにつきまして最低限分かっていることがあります。形こそ大きな性質を有すると言いますし、管理方法に繋がります。
*ダイスを振り、表を参照して決定すること。
1.芸術作品
2.書物
3.宝石
4.装飾品
5.人形
6.自然物
7.言語
8.空間
9.家具
10.食品類
*今回の呪物がどこで見つかったのか?
敵を知るにはまずはその生い立ちからとはよく聞くものです。それが存在した場所は呪物にとって効果を最大限発揮した背景があると言えるでしょう。または、封じられていただけかもしれません。
*ダイスを振り、表を参照して決定すること。
1.寺院/教会
2.海/海底
3.殺人現場
4.山道/山脈
5.河口部/川
6.店/駅
7.事故現場
8.埋蔵品/墓所
9.犯罪者組織
10.村
*どのような効力があるか?
私たちの組織にてコレが呪物であると判断された理由が少なからず存在します。どのような脅威、恩恵を保有しているのでしょうか。または保有していたのでしょうか。
*ダイスを振り、表を参照して決定すること。
1.認識障害
2.消失/無効化
3.発光
4.温度変化
5.空間異常
6.物質変化
7.治癒
8.速度変化
9.暴力
10.歴史改変
*どれほどの影響範囲があるか?
脅威の度合いは効力だけに限りません。問題がどの程度、どの範囲まで発揮するかによって危険度が変動します。また影響力によっては管理が困難になる事も想定されるでしょう。
*ダイスを振り、表を参照して決定すること。
1.一人
2.数名
3.利用者のみ
4.利用者以外
5.物質のみ
6.特定の人物のみ
7.呪物周辺
8.ランダム/不特定多数
9.認識者のみ
10.全世界
*被害状況はどれくらいあるだろうか?
確認された被害状況が少なければ効力が弱いとも言いますし、脅威的では無いとも言えます。または呪物の影響に条件が存在する可能性があります。発見された場所によっては効力が左右される可能性があります。私たちが呪物を管理する理由は、このように被害をもたらす存在であることが由来します。
*ダイスを振り、表を参照して決定すること。
1.一人
2.数人
3.利用者のみ
4.利用者以外
5.被害の観測無し
6.特定の人物のみ
7.関係者のみ
8.ランダム/不確定
9.家族/血縁者
10.全世界
*どのように扱う必要があるか?
取り扱い方法が効力を発揮するトリガーになる事も、保管対方法に至る場合もあります。取り扱わなくても勝手に効果を発揮する事もあるでしょうし、逆に効果を発揮しない事も然りです。この呪物による影響に対抗する為の取り扱い方法、あるいはこの呪物を正しく取り扱う方法を確立する事で結果的に私たちの管理が容易になります。
*ダイスを振り、表を参照して決定すること。
1.丁寧に
2.乱暴に
3.所持する
4.保管する
5.通常の使用方法
6.監視する
7.密封する
8.認識する
9.認識しない
10.どのように扱っても意味を為さない
*終幕
報告書の報告準備ができましたでしょうか。
それではこれまでの内容を元にしてこの呪物につきまして性質を推測して記述してください。記載に悩む場合、発見や譲渡の経緯を合わせて報告書に記述するとよろしいでしょう。
そして性質をもとに管理・処理・運用方法を記述してください。管理・処理・運用方法のいずれか一つを書きまとめる、または全てを記載して構いません。
最後に、この呪物の存在を固定化する為にアナタがこれまでの調査結果に基づき『呪物の名前』を確定し、最後に『本呪物管理責任者の名前』を報告書に記述してください。
記述を終えましたら報告書制作を完了とします。
──以上にて本プレイログを終了します。
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