空想睡眠
🎲4・3・1
【雪・海に浮かぶ小さな島・布団】
この南国のような小さな島にも、一年に一度だけ雪が降る。
普段はタオルケットすら蹴っ飛ばすのに、この日ばかりは布団にぐるぐる巻きになって眠る。
🎲1・4・3
【晴れ・森の中の湖畔・安楽椅子】
森の湖畔。
全く釣れない釣竿を放り投げ、安楽椅子でふて寝。
ポカポカの陽射しの中、ゆらゆら椅子に揺られるうちにすっかり夢の中。
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しなる釣竿、キリキリとリールを巻く。これは大物に違いない、きっと湖の主では???
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どこか遠くでカッコウの鳴く声がする。
🎲5・4・5
【霧・森の湖畔・なし】
深い深い森の中を歩く。
湖の畔に棲むという魔女に会うまでは帰ることができない。
いつしか辺りは濃い霧につつまれている。
やっと辿り着いた湖には、崩れ落ちた小屋しかなかった。
彼女はどこへ消えたのだろう。
もう一歩も動けない。その場に倒れ込み眠りについた。
一言
空想睡眠のプレイログ。
短編三本です。
一つ目はあっさりできた割にお気に入り。Twitter(現𝕏)で公開場所に悩んでたものです。
二つ目と三つ目はイマイチまとまらなくて、コネ繰り返してるうちに訳がわからなくなったけどそのまま公開。
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