【Lineage Epoch Edition】アルドレイア王国歴45年~65年

プレイログ

「Lineage Epoch Edition」というソロジャーナルゲームの続きです。
このゲームは、歴史家となって王家の家系図を書くソロジャーナルです。
プレイログをお読みいただく前に、以下の点についてご了承ください。

・英語で書かれているため、DeepL翻訳を使いながらプレイしています。誤訳や表記ゆれなどがある場合があります。
・一部Lineage Epoch Editionにはない要素が含まれています(年齢や統治期間など)。こちらはchatGPTを参考にtakaponが勝手に設定させていただきました。
・前回のプレイログの続きになります。前回はこちらをご覧ください。

・前回までprincely linesというシステムを完全に忘れていました。今回は「後継者の数が0であり、兄弟姉妹に王位が譲られたとき」に1度、princely linesロールを振り、イベントを起こすとします。今まではこれに当てはまらないため、ゲーム内容は変化しません。
・これまでは「歴史的な出来事」のイベントはRise(興亡)、Golden Age(黄金時代)、Fall(没落)の3つのイベント表があり、前回までは全てRiseの表を振ってきました。
しかし、完全にルールブック通りにやると、1度Fallに突入すると、そこから抜け出す確率は36分の1しかありません。
そのため、Golden Ageに突入した今回から以下のようなハウスルールを設けます。
1.Rise表のイベントの結果、Golden AgeまたはFallに移行した場合、新しく2d6を振る。
2.出た目の回数を持続期間とし、持続期間の回数だけGolden AgeまたはFallのイベントが発生する。
3.持続期間が終了すると強制的に次回からRise表へと戻る。
4.ただし、持続期間中にイベントの結果によりGolden AgeまたはFallに移行する結果が出た場合、そちらを優先し、また新しく2d6を振って持続期間を決定する。

 

3.穏やかなる女王エレナ(Erena the Serene)

アルドレイア歴45年、聖女王ソフィアの悲劇的な死から速やかに3代目の王の即位式が行われた。
戴冠したのは聖女王ソフィアの長女であるエレナ。
即位時、彼女は15歳。成人したばかりの女王エレナの物語が始まる。

・称号:66/穏やかなる女王

エレナ女王は後に穏やかなる女王としてその名を残した。
その名が示すように、エレナ女王はとても温厚な女王であったことで知られている。
エレナ女王が即位してまず諸侯に命じたことは「報復戦争の禁止」であった。
母である聖女王ソフィアは敵国ドラベニア王国によって殺され、諸侯や国民にも聖女王の敵討ちを望む声は大きかったが、エレナ女王はそれを許さなかった。
彼女が一番仇を討ちたかっただろうに……

また、エレナ女王の治世の時代、周辺国は群雄割拠の時代であり、戦争が絶えなかったが、利益や派遣を捨て、戦争にアルドレイア王国は一切介入しなかった。
これも、エレナ女王が争いを嫌う穏やかなる女王であったことを証明している。

だが、穏やかな彼女が、穏やかな人生を歩むことを運命は許さなかった……

 

・配偶者:65/残酷な近親者

エレナ女王は18歳の時に、親戚関係にある上級軍人の男と結婚した。
男の名はマルクス。初代国王テオドリック王の妃イザベラの家系に名を連ねる男だった。

だが、マルクスは軍事面で優秀だったが、一方で残酷さで知られた男だった。
穏やかなる女王と呼ばれたエレナ女王が残酷なマルクスと結婚するにはある理由があった。
聖女王ソフィアの献身により、戦争は回避されたが、それはアルドレイアの軍が信用ならないというメッセージにつながり、軍の不満を買った。
エレナ女王はマルクスと結婚することでアルドレイア軍に取り入り、軍の不満を和らげようとした。

しかし、この結婚は国内で大きな不安定を引き起こした。
マルクスは女王エレナの名を使い、アルドレイアの国防を強化するべく強制的な徴兵を行い、かき集めた新兵に厳しい訓練を行った。
マルクスのやり方はあまりにも無慈悲だったことで知られており、彼は残酷な将軍として知られるようになった。
この時代のアルドレイア軍は戦死者より訓練中の死や事故死の方が圧倒的に多かったとされる。

それでいながら、女王エレナ本人は争いを回避するような決断を多く下した。
戦争に備えるマルクスと、平和主義のエレナ女王の政策の食い違いは国民に不信感を募らせることとなった。

さらに、アルドレイア国内の賢者はエレナ女王とマルクスの近親関係を憂いた。
テオドリック王とイザベラ妃の時点で近親関係であったため、この結婚は後々の子を不幸にさせるのではないかと謳った。
幸い、後継者にこれといった悪影響は発生していないが、これも国民の不安を募らせる一因となった。

 

不安定(Unstable)3→5
※8以上になると、国は滅亡まで秒読みの段階となる。

 

・後継者:8人(11人誕生、3人死亡)

公式な記録では、エレナ女王とマルクスの間にはなんと女子6人、男子5人、合計11人もの子供がいたとされている。
しかし、この記録の信ぴょう性は少々疑わしい。
良好な関係という記録の少ないエレナ女王とマルクスの間に果たして11人もの子がいたのだろうか?
歴史研究家の間では、養子を取った、マルクスが愛人を何人も作っていたなどの説が考えられている。

女王エレナの子である11人は多くが健康に成長し、8人もの子が王位継承権を持つこととなった。
女子はアリアナ、クララ、エミリア、ジョージア、イザベラの5人。
男子はベネディクト、ディオン、フェリックスの3人。

 

・歴史的な出来事:2つ
・黄金時代の持続期間:8→6

前女王ソフィアの治世の終わりにアルドレイア王国は黄金時代に入り、それはしばらく続くことになる。

エレナ女王が在位中、アルドレイア王国では、主に2つの大きな出来事があった。

 

・1つ目の出来事.66:両国の戦争への介入

アルドレイア王国の隣国であるドラベニア王国のほかにもう1つ、国境を接するゼノビア帝国という国がある。
エレナ女王が在位中、ドラベニア王国とゼノビア帝国間で戦争が始まった。
これに対し、ドラベニア王国とゼノビア帝国は双方がアルドレイア王国へと支援を求めた。
ドラベニア王国に至っては前女王ソフィアを処刑したことを謝罪し、かつて納めた貢物以上の金銭を支払うと約束したほどだ。

だが、穏やかなるエレナ女王はどちらの提案も受け入れず、ドラベニア王国から送られた金銭も受け取らずに使者を帰した。

このドラベニア-ゼノビア戦争においてアルドレイア王国は最後まで中立と不干渉を貫いた。
アルドレイア王国の国民に被害が出ることはなかったが、これは王国軍を持て余し、介入に賛成していた軍や貴族たちの不満を買ったことにもなる。

 

・2つ目の出来事.21:後継者が暗殺される

エレナ女王による治世も安定してきたころに悲劇は起きた。
エレナ女王の長女アリアナは母に似て温和な性格に育ち、英才教育を受け、平和を愛する次期女王として最も期待されていた人物であった。
だが、ある日の朝、アリアナは自分の寝室から出てこなかった。
心配した家臣が寝室の扉の前で呼びかけても返事はなく、思い切って扉を開けると、アリアナはベッドの中で事切れていたという。

後継者が何者かに暗殺されるという大事件は王家を揺るがし、すぐに大規模な捜査が始まった。
結果、犯人である暗殺者はすぐに見つかり捕らえられたが、暗殺者は厳しい尋問をかけられても決して口を割らなかった。

だが、暗殺を指示したのは現状の王国に不満を持っていたあの貴族、王位を簒奪する計画をひそかに立てていたあの貴族ではないかなどという信憑性の低い憶測が交錯し、エレナ女王のもとにもそういった疑わしい情報が届けられた。
そういった疑わしき貴族たちを処刑する手もあったが、エレナ女王は最終的にどの貴族も罰さず、暗殺者も終身刑となったが、命までは奪わない決断を下した。

こうして最終的に暗殺を指示した真犯人は不明のままこの大事件は幕を閉じることになった。
王位の第1位継承権は次女であるクララへと引き継がれた。

 

・死因:22/古代の呪いによって

長女アリアナが暗殺されて数年後、エレナ女王も不審な死を遂げることとなる。
ある日、エレナ女王は王城の道端で倒れているのが見つかった。
すぐに従者によって医者のもとへと運ばれ、急性的な心臓疾患であったことが判明したエレナ女王には賢明な治療がなされたが、回復することなく、エレナ女王はそのまま息を引き取った。
享年35歳。病で亡くなるにはあまりに早すぎる歳であった。

 

アリアナ女王に続き、エレナ女王も早すぎる死を遂げたことで、王宮にはこれを”古代の呪い”として恐れる者が続出。
一時期アルドレイア王国は存在しない恐怖に駆られることとなった。

 

不安定(Unstable)5→6
※8以上になると、国は滅亡まで秒読みの段階となる。

 

後世の歴史研究家の間では、エレナ女王は気丈にふるまってこそいたものの、突然愛する娘を奪われたショックとストレスは相当なものであり、それが急性的な疾患を引き起こしたのではないかという説が有力だ。

誰よりも平和を願っていたはずの女王は、戦争に暗殺にと血塗られた事件にまみれ、、まるで死神にとり憑かれたような人生を歩まされた。
せめてあの世では、穏やかなる女王エレナの魂が安らかであらんことを。

 

生前の取り決め通り、王位は次女であるクララへと受け継がれた。

 

「どうして死神は私の魂を切り分けようとするの?」
Erena the Serene(アルドレイア歴45~65年)

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