「Lineage Epoch Edition」というソロジャーナルゲームの続きです。
このゲームは、歴史家となって王家の家系図を書くソロジャーナルです。
プレイログをお読みいただく前に、以下の点についてご了承ください。
・英語で書かれているため、DeepL翻訳を使いながらプレイしています。誤訳や表記ゆれなどがある場合があります。
・一部Lineage Epoch Editionにはない要素が含まれています(年齢や統治期間など)。こちらはchatGPTを参考にtakaponが勝手に設定させていただきました。
・前回のプレイログの続きになります。前回はこちらをご覧ください。
7.熊女王マリアン(Marian the Bear)
アルドレイア歴173年、嘘つき王アーサーの死から速やかに7代目の王の即位式が行われた。
戴冠したのは嘘つき王アーサーの長女、マリアン。即位時、彼女は23歳だった。
アルドレイア王国は再び女王の国として歴史を歩み始める。
・称号:62/熊
マリアン女王は父アーサー王に似合わず、アルドレイア王国で初めて、軍事的才能に秀でた王として知られている。
マリアン女王は5フィート10インチ(178cm)、170ポンド(78kg)の屈強な女傑であったとされている。
また、アルドレイア王国軍の模擬戦闘訓練に自ら武器を持って組手に参加することを日々の楽しみとしていたことが逸話に残っている。
ある日、マリアン女王と組手を行った後の若き騎士が仲間にこうつぶやいたという。
「マリアン女王と剣を交えていると、まるで熊と戦っているかのような気分になるよ」
このつぶやきはマリアン女王本人の耳に入り、慌てて若き騎士は非礼を詫びて赦しを請うたが、むしろマリアン女王は熊という二つ名をとても気に入り、自称するようになった。
この出来事からマリアン女王には熊女王という二つ名がついた。
・配偶者:31/慈善的な貴族家の男
マリアン女王はやがて貴族家のジョナサンと言う男と結婚した。
ジョナサンはマリアン女王とは正反対で控えめな、優しく、善行で知られる男であった。
マリアン女王は政略的な意味でジョナサンと結婚したことを否定している。
たしかにジョナサンの貴族家との婚姻による関係は結ばれたが、マリアン女王自身がジョナサンに惚れたこと、ジョナサンから優しさを知り、かつての先祖のように力だけでなく慈愛に満ちた女王でありたい、と後に家臣たちに明かしている。
当のジョナサン本人は、結婚当初こそ自分はマリアン女王に見合う男ではないと思っていたが、マリアン女王と過ごしていくうちに、見合うかどうかの問題ではなく、自分と女王はお互いを支え合う夫婦になればよいと考えるようになり、2人の仲は良好だったという。
・後継者:2人(6人誕生、4人死亡)
マリアン女王とジョナサンの間には合計で6人の子供が誕生した。
しかし、マリアン女王が崩御した時、王位継承権を持っていたのは2人だけであった。
女子の名はソフィア、男子の名はエリオット。
・歴史的な出来事:2つ
マリアン女王が在位中、アルドレイア王国では、主に2つの大きな出来事があった。
・1つ目の出来事.53:一つの旗の下に団結(黄金時代への移行)
ソフィア女王は仮装敵国に貢物を差し出し、エレナ女王は他国の戦争に一切介入せず、クララ女王は軍からの要求を無視、マクシミリアン王は宗教戦争を避け、異教徒と交流した。
これまでの王は内政に努める一方、諸外国に対して非常に弱腰な姿勢を取っており、アルドレイア王国は弱い国、というイメージが払拭できずにいた。
それを父アーサー王がハリボテの軍事演習でごまかしてくれてはいたが、マリアン女王はそれだけでは限界を感じていた。
そこでマリアン女王は王国騎士を引き連れ、国内を巡り歩く軍事パレードを行うことを決定した。
マリアン女王は豪華な鋼鉄の重鎧と毛皮のマントを纏い、軍旗と槍を持ち先頭を堂々と行進していたという。
特に軍旗は吠える熊が紋章として描かれた勇猛な軍旗だった。他国でこのような軍旗を掲げることを許されるのは死を恐れぬ勇敢な男だけである。
それをマリアン女王は自ら担いで行進していた。しかも片手で。
並の男以上に屈強な女王自らが最も狙われかねない旗手となり、自ら矢面に立つ姿は無敵のように映ったことだろう。
マリアン女王の豪華絢爛な武具と覚悟の現れを見た民衆は皆畏怖し、平伏し、女王の旗の下に集うことを誓ったという。
この軍事パレードは国内にアルドレイア王国軍は精強であるというイメージを与えることに成功した。
なぜなら、我が国には、偉大な熊女王マリアンがいるのだから!
この出来事はアルドレイア王国に新たな黄金時代をもたらした。
・黄金時代の持続期間:5
・2つ目の出来事.31:新しい軍隊の創設
アルドレイア王国軍は建国当初から性別による制限はなく、女騎士は存在した。
だが、騎士になるには厳しい選抜試験を通らなければならない。ここにも性別による差はなく、女は屈強な男と同等以上の心技体を揃えた者でなければ騎士にはなれない。
マリアン女王であれば完璧なのだが、それほどの逸材はそこら中に転がってはいないだろう。
かといって条件を引き下げ、騎士の質を落とすのも悪手だ。
それに対し、マリアン女王は在位中に軍事改革を行って様々な部隊を創設し、そこに惜しくも騎士の選抜試験に通らなかった者を推薦していたという。
彼らは偵察部隊、諜報部隊、医療部隊、補給部隊など主に後方や支援の部隊に配属された。
そういった支援部隊の数々は当時にしては近代的な試みであり、マリアン女王が軍事に関して先見の明を持っていたことを証明するエピソードとなった。
・死因:46/激突死(圧死)
マリアン女王は演習中の事故で亡くなった。
その日は騎馬部隊による突撃訓練が行われていたが、途中で若い一部の馬が暴走し、予定されていたコースを外れて走りだした。
慌てて周囲の兵たちは馬を止め、宥めに掛かったが、その中にはマリアン女王自身もいた。
しかし、なかなか暴走した馬たちは落ち着かず。そしてついに不運にも、全力で走り回る1頭の馬の蹴りが、マリアン女王へと襲い掛かった。
いかに屈強なマリアン女王と言えども、軍馬の蹴りの直撃には耐えられなかった。
駆け付けた従医はマリアン女王の悲惨な姿を見て静かに首を振ったという。
マリアン女王を蹴った軍馬に乗っていた騎士は自分が女王を殺してしまったのだと思い込み、自害して詫びようとしたという。
だが、時の将軍はそれを制止し、自害も、騎士を辞めることも許さぬと厳命した。
なぜなら、マリアン女王ならそうしていただろうから、と。
享年45歳であった。
マリアン女王の死後、王位は息子であるエリオットへと受け継がれた。
・黄金時代の持続期間:5→4
「熊の外見のように強く、熊の内面のように繊細な女王で在ろう」
Marian the Bear(アルドレイア歴173~195年)
コメント