このプレイログについて
「 Divinity Fall 」は、スーパーロボットに乗り込んで神を倒すソロジャーナルです。
前回のプレイログはこちら。
ジャーナル
私のコードネームは「クラウ・ソラス」。これは私が駆動している機体(スレイヤー)と同じ名だ。
私の使命は、絶対の支配者たる[GOD]を最後の一体になるまで殺戮すること。
クラウ・ソラスの演算システムが、次なる戦場を定めた。
次に打ち倒すべき[GOD]の地は、惑星ユロス。まずは情報を集めるべきだろう。
標的になる[GOD]を決める
…♣のJ/Devour-Ambitation
[GOD]……それは神であり、人であり、獣であり、力であり、災であり、そのどれでもないこともある。[GOD]の形状や姿や能力は千差万別で、常に初見からの戦いを強いられる。
惑星ユロスの[GOD]は、いわば形を持った貪婪の野望そのものだ。
呼称は「ヴォラクス」。宇宙に広がり、触れるものを食らい、取り込む、暗黒物質製の癌細胞のような存在。
ユロスに具現化しているのは、ヴォラクスの末端にすぎない。それゆえに、かろうじて理解が及ぶスケールになっていると言ってもいいだろう。ヴォラクスの際限のない拡大と拡散に用いるためのエネルギーは、すべてユロスの住民たちから搾取されている。
だが、逆に言えばユロスの存在なくしてヴォラクスは活動を続けられないはずだ。ユロスの奪還は、そのままヴォラクスの打倒につながるだろう。
[被造物]を決める
…♠の3/暴力-Secret
ヴォラクスはユロスの反抗勢力を惨たらしく処刑するために、秘密の処刑兵器を所持している。もちろんその詳細は明らかになっていないが、遠隔地からの攻撃で惨たらしい死骸となった反抗勢力の遺体の画像記録は山ほど見つかった。
…♣の6/搾取-Coneections
ヴォラクスは配下たちの手によってユロスの住民をエネルギ―センターに連行させ、「コネクター」でヴォラクスの核と接続させることで、彼らの存在のすべてをじっくり時間をかけてエネルギー体に変換していき、摂取している。それはユロスの住民にとっては非常に長期間の苦痛と絶望感を伴うものであり、恐怖の象徴となっているようだ。
…♦の7/欺瞞-Legacy
ユロスはかつて豊かで平和な星であり、周囲の星との交流も盛んだった。しかしヴォラクスによる侵略と征服の結果、ユロスは周囲の星から孤立し、人や物の行き来も絶えている。ヴォラクスの手勢はユロスの豊かさを喧伝し、この己のための搾取の楽園にさらなる生贄が迷い込む時を待っている。
…♠の10/暴力-Nature
ヴォラクスの存在の超越性は、ユロスの気候全体に影響を及ぼしている。ヴォラクスは特に雷雨と地震を思うままに起こし、住民の制圧に利用した。
…♠のJ/暴力-Followers
ヴォラクスの意思を遂行するための手勢は、非常に強大で残酷無比だ。この手勢たちを打ち倒さなければ、ヴォラクスの喉元に迫ることはできないだろう。
…♥のK/恐怖-Laws
惑星ユロスに、もはや法はない。ヴォラクスの気まぐれと暴力で、住民たちはいとも簡単に最悪の死を与えられる。
[アセット]の作成
情報収集を終えた私は、惑星ユロスに接近した。
恐怖で支配されたユロスに、ヴォラクスに立ち向かうために役立つものはあるのだろうか?
…ダイスロール/1
ヴォラクスは早くもクラウ・ソラスに気づいている。早いうちに攻撃に移らなければ。
…♣の5/リソース-Reckless
…♠のA/ウェポン-Cautious ✓
かつてヴォラクスへの抵抗を試み、壊滅した反乱軍の残留メッセージを探し出すことができた。そのメッセージはヴォラクスに関するいくつかの情報と共に、空間情報を分析しヴォラクスの知覚情報のエミュレーションを行う空中ピットの設計図が記されていた。
私はクラウ・ソラスの生産プログラムを走らせ、知覚ピットを生み出した。そして、クラウ・ソラスの武装とのリンクを行った。
これで、ヴォラクスとの戦闘を少しは有利に……いや。
「不利な点が少しは減った……そう思えればいいんだけど」
希望的観測を一つ口にして、私はクラウ・ソラスを駆動した。
[GOD]との対決
【wave1】
…♣の6へINTELLECTを使用して[反逆]/4+2 > 成功
ヴォルクスの活力をユロスの民から搾取する「エネルギーセンター」が、爆炎を上げた。手勢たちが消火に向かうが、あらゆるセキュリティがその場にいる人員に牙を剥き炎の波に次々巻き込んでいく。コネクターにつながれた人々は悲鳴も上げず炭と化し、武装警備員たちは渦巻く炎に呑まれた。
ヴォルクスの激怒と憎悪が黒雲となって惑星ユロスを取り巻く。それは完全に、私を敵と認識したようだ。
【wave2】
…♦の7へINTELLECTを使用して[反逆]/3+2 > 失敗
武装した手勢が満ちる町を撮影した私は、惑星ユロスの真実を撮影した映像データを近隣の星々に送り込む。しかし、これは失敗に終わった。ヴォルクスのネットワーク遮断の方が早かったのだ。
クラウ・ソラスを降りて施設に飛び込み、ネットワークの復旧に取り組もうとした私の手を、銃弾が貫いた。
超遠距離からの狙撃――これ以上作業を続けることは不可能だ。私は撤退を余儀なくされた。
だが、この星の技術についての知識はほとんど私の頭の中に入っている。他の方法で、粘り強く続ければいいだろう・
…パイロットのHP:14→13
…asset get:♦の2/インテル・Smart(この星の技術についての知識)
【wave3】
…asset/♦の2(この星の技術についての知識)を使用
…♦の7へINTELLECTを使用して[反逆] > 10+2 > 成功
私はクラウ・ソラスの電脳セクションを増設し、惑星ユロスのネットワークを掌握した。そしてヴォラクスの真実を惑星ユロス内と、近隣の惑星に繰り返し訴えかけた。
ヴォラクスは殺戮と欺瞞を以て、この反逆を食い止めようとしているようだ。
だが、それは私を止めることはできない。私はスレイヤー「クラウ・ソラス」。いかなる手段を用いても、神を殺すものなのだから。
【wave4】
…♥のKへINTELLECTを使用して[反逆] > 2+2 > 失敗
ヴォラクスの力は圧倒的だ。恐怖による支配はなかなか吹き払うことができない。住民たちへの煽動を行おうと試みたが、区画ごと爆薬で吹き飛ばされて思想汚染を食い止められてしまった。
私も少なからず負傷している。だが、慎重になどなれるはずがない。
…パイロットのHP:13→12
…asset get:♦の5/インテル・Reckless(大胆な作戦)
【wave5】
…asset/♦の5(大胆な作戦)を使用
…asset/♠のA(空間知覚ピット)を使用
…♥のKと♠のJへINTELLECTを使用して[反逆] > 9 > 成功
大爆発を生き延びたクラウ・ソラスの白銀のボディを偶然撮影していた住民がいた。私の作戦によって思想汚染された住民たちはすべて粛清されてしまったが、単なる噂話はなかなか止めることができない。人々は救世主の到来についてささやきを交わす。
私は賭けに出ることにした。ずっと隠匿し続けてきたクラウ・ソラスで住民たちの前に現れ、そして反抗勢力に呼びかけたのだ。
「ヴォラクスは必ず打倒される。そのために武器を取れ」
さざ波はすぐにうねり、打ち寄せ、荒波となって住民たちを狩り立てた。ヴォルクスの私兵たちが多大な犠牲のもとに捕らえられ、次々に処刑されていき、恐怖の支配はすぐに意味をなさなくなった。
【wave6】
…[GOD]ヴォラクスへINTELLECTを使用して[反逆] > 1+2 > 失敗
混沌に陥ったユロスの中で、私はヴォラクスを追いかける。ヴォラクスの超人的な感覚についてはすべてこちらでエミュレートして把握している。この惑星に存在している限り、逃すことはないだろう。
だが、この惑星に存在している限りだ……ユロスを用済みと判断すれば、星ごと爆破して放棄しかねない。
ヴォラクスが呼び起こした強烈な磁気嵐が、追撃を阻んでいる。このまま逃すわけにはいかない。傷つきながらも大地を駆けるクラウ・ソラスを見た人々が、歓声を上げて私を応援している。
…スレイヤーのHP:14→13
…asset get:♥のQ/コンタクト・Inspiring(士気の高い人々による支持)
【wave7】
…asset/♥のQ(士気の高い人々による支持)を使用
…[GOD]ヴォラクスへINTELLECTを使用して[反逆] > 4+2 > 6
ユロスを支配し続けていたヴォラクスの末端部分が、空間をこじ開けて逃げ出そうとしている。
私は激しい弾幕を張ってそれを阻止し、そのまま接近して末端部分を破壊した。さらに露出している部分から次元破壊武装を次々に叩き込み、宇宙を貪り食っているヴォラクスの本体を散り散りに吹き飛ばす。
宇宙からはヴォラクスの存在が消失し、ユロスを取り巻く暗雲が晴れていく。
「ヒーロー、あなたの話を聞きたい」
クラウ・ソラスの通信機が、涙をこらえて震えた声を受信する。
私はそれに返事をすることもなくシートに埋もれて目を閉じ、ユロス離脱までのカウトンダウンを聞いていた。
私はヒーローなんかにはなれない。
この星の人々を何人死なせても、GODを倒す。ヴォラクスとの戦いの中で、幾度もその選択をしたのは、ほかでもない私の意思だったのだから。
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